交通事故により、頸椎ヘルニアになってしまった春日井市の患者さん

交差点で止まっている時に、

後ろから追突され、頚椎ヘルニアなってしまった

患者さんです。

 

MRI写真を見ると、頸椎の5番目と6番目の椎間板が

飛び出して、右側の神経を圧迫しています。

 

初診時は、首にコルセット(頚椎カラー)を巻いて

固定されていました。

 

どこまで動かせるか確認するために

コルセットをそーっと外してもらって、首をゆっくり

回してもらったのですが、どの方向にも動かすと

直ぐに、ズキッと痛みが走りました。

 

たぶん、追突の衝撃が強く、椎間板だけでなく

筋肉や靭帯も損傷している可能性が高いです。

 

交通事故によるむちうちは、最初はどこが

痛いのか分からないことが多いです。

 

時間が経って炎症がおさまってくると

痛い場所が明確になってきます。

 

上記の患者さんも、事故直後は、

首から肩、腕、手にかけて痛みとしびれがあり、

椎間板ヘルニアの症状だけではない感じでした。

 

この場合、最初から頸椎ヘルニアの施術を

行うと、痛みが強くでることがあるので、

まず、首を動かさないで、できる施術から

スタートします。

 

痛みがあるということは、炎症が起きていることに

なるので、施術もリハビリも、まずアイシングを

行います。

 

よく、湿布やアイスノン、アイスパックで冷やす人が

いますが、炎症を早くおさえ痛みを軽減させたい

のであれば、氷水が一番効果があります。

 

約10分から15分冷やしてもらって、痛みが完全に

消えるまでは、1日、2~3回冷やします。

 

気をつけないといけないのは、炎症がおさまっていない、

痛みが消えていないときに、お風呂なので温めると

悪化します。

 

火に油を注ぐことになるので、痛みが完全に消えるまでは

温めることは止めて下さい。

 

アイシングをおこなったあとは、接骨院では

超音波治療によって、損傷した靭帯を修復します。

痛みが軽減したら、飛び出した椎間板を動かします

交通事故による頸椎ヘルニアは、

痛みが強く出ていることが多いので

最初は、首を動かさないで施術を行います。

 

椎間板が事故によって後ろに飛び出して

しまったので、前に押し込む必要があります。

 

写真のように、首の後ろを持ち上げるように

施術を行うのですが、この時に、少し牽引をしてから

頚椎を椎間板が上手く動きます。

 

椎間板は、首を少し反らすと前に移動するのですが

椎間板が大きく飛び出してしまった状態では

反らすだけでは、移動しないので牽引を加えます。

 

頸椎ヘルニアの治療で病院で牽引しても

なかなか治らない場合は、椎間板が

大きく飛び出している可能性が高いです。

 

椎間板が動き出したら、痛みが出ない範囲で

呼吸を使って頸椎を押し込んだり、首を回して

椎間板を動かしていきます。

 

椎間板が上手く動けば、首が回せるように

なっていき、痛みも軽減していきます。

頚椎ヘルニアの症状

頚椎ヘルニアの症状は、大きく分けると

2つあります。1つは痛み、もう1つはしびれです。

 

痛みは、首の骨の上に出ることが多いです。

首の骨は、7つあるのですが、ヘルニアになりやすい

場所は、5番、6番、7番に出ることが多いので、

その周辺に痛みが出ます。

 

ちょうど、首の下から背中の上のあたりです。

 

しびれは、首から肩、腕、手、指先に出ることが

多いですが、もう一つあります。

 

それは、肩甲骨と背骨の間です。

初期であれば、ここは、頸椎ヘルニアではなく

背骨の歪みや筋肉痛、こりだと思い込んでしまう方が多いです。

 

時間が経っても、しびれが消えず、悪化していき

病院でMRIを撮ったら、頚椎ヘルニアだっと気づく

パターンが多いです。

 

頚椎ヘルニアが悪化している場合は、

症状が下がっていきます。特に

しびれが分かりやすいですが、

首や肩のしびれが、腕や肘、手や指先に

降りてきた場合は、悪化しています。

 

腕や肘、手や指先のしびれは残っているけど

首や肩のしびれが消えて、良くなったと思う方が

いますが、実は、これも悪化しています。

 

症状が上っていったら良くなっている

症状が下がっていったら悪くなっていると

思ってください。

もしも、交通事故で頸椎ヘルニアなってしまったときの対処法

交通事故にあったら、どんな症状でも

直ぐにMRI写真が撮れる病院で診てもらう

ことをお勧めします。

 

よく、あるのが、我慢できる痛み、しびれだったので

病院に行かず、何もしないまま放置していたら

徐々に痛みやしびれが悪化していくケースです。

 

この時には、事故直後よりも、状態が良くないので

完治するまでに時間がかかり、慢性化する可能性が

高いです。

 

なので、自分の身体を過信しないで

痛みやしびれがなくても、一度、病院で

検査を受けましょう。

 

レントゲンは、骨の異常、つまり骨折などが

分かりますが、筋肉、椎間板、神経などは写らないので

MRI写真を撮らないと分かりません。

 

もし、レントゲンを撮って、ヘルニアと診断された場合は

確定ではなく、疑いがあるということになります。

 

病院では、痛みやしびれをとるために

神経ブロック注射、リリカやロキソニンなどの鎮痛薬

冷湿布などが出されます。

 

いつ、痛みが強くなるか分からないので

先生からの処方は全て受けておきましょう。

 

もし、病院が休日の場合には、救急外来で

診てもらいたいのですが、担当医が必ずしも

専門の先生ではないので、セカンドオピニオンで

直ぐに整形外科で診てもらうことをお勧めします。

 

病院で、レントゲン、MRIを撮ってもらい、

リハビリに通っても症状が変わらなければ

接骨院で施術を受けるのもいいかと思います。