交通事故による手足のしびれ!3つの原因と治療法

交通事故の症状でこんな悩みはありませんか?

  • 首が痛くて回らない
  • 事故直後から手足がしびれてきた
  • 手足の感覚がおかしい
  • 手足に力が入らない
  • 病院で異常がないと言われたけど手足がしびれる

交通事故による手足のしびれとは

交通事故後に手足がしびれるときは

最初に脳の損傷や頚椎の骨折を疑います。

 

病院でレントゲンやMRI、CTを撮って確認します。

もしも、脳や頸椎が損傷し手足がしびれる、感覚がない、

力が入らない場合は後遺症が残らないために

直ぐに手術、もしくは入院することになります。

 

検査で脳や頸椎の損傷がなければ、後遺症が残ることは

少ないので、痛み止めを飲みながら、安静にして

数日から一週間、経過観察することになります。

 

それでも手足にしびれが残る場合には

下記の疾患を疑いますが、手術することは

ほとんどありません。

 

注意してほしいのは交通事故後、脳や頸椎を損傷しても

直ぐに手足のしびれが出ないときです。

 

「痛みやしびれ出ないから大丈夫だわ」

 

と自分で勝手に判断しないで、事故後は直ぐに病院で

診てもらうことをお勧めします。

首の筋肉が原因である斜角筋症候群

交通事故後、首が突っ張るような気がする。

何だろう?恐る恐る首を回してみた。

 

「い、痛い」

 

おかしい、首が全く回せない。しかも腕から手がしびれる。

もしかして、首のどこかを痛めたのかな?

 

車の運転で左右を確認するときや、名前を呼ばれて

振り向くときに首から肩、腕や手に激痛が走る。

 

不安になって、直ぐに病院で診てもらった。

 

「骨や神経には異常が見られないから、筋肉の損傷ですね」

 

と病院の先生は教えてくれたけど、痛みやしびれがつよいから

直ぐになんとかしてほしかった。

 

「鎮痛剤と湿布をだしておくので、これでちょっと様子をみましょう」

 

えっ!これで終わりなの?こんなに痛いのに。

 

不安になったけど先生の言うことを信じて、鎮痛剤を飲み続け、

同時に首に湿布を貼り続けてみることにした。

 

最初は首の痛みが消えたので直ぐに治ると思った。

でも、薬がきれたり、湿布を貼り忘れると痛みやしびれが出るので

一次的に良くなっただけだと思った。首を回しても腕や手にしびれが出るので

根本的には良くなっていないような気がした。

 

ネットで調べると、どうやら斜角筋症候群という疾患に

自分の症状が当てはまることが分かった。

 

病院へ行っても、また鎮痛剤や湿布を出される

だけだと思ったので、接骨院で診てもらうことにした。

 

先生曰はく

 

「病院で骨や神経に問題がないということなので

病院で言われた通り、首の筋肉に問題があるかもしれません。

交通事故後、痛めやすいのは首の前側にある斜角筋という筋肉です。

この筋肉が緊張をすると、手がしびれます」

 

調べた通りだった。この手のしびれは斜角筋症候群が

原因なんだ。

 

直ぐに首の前側に電気とアイシング、超音波を当てられて

接骨院での治療が開始され、先生が斜角筋と、その筋肉が

付着している頸椎を優しく調整してもらった。

 

通院当初は劇的には良くならかったけど

施術するたびに首が少しずつ回るようなり、手のしびれも

軽減し治っていくのを実感した。

 

「このまま通院すれば、きっと良くなる!」

 

手ごたえを感じて、数回、治療を受けた後、いつの間にか

忘れるくらい手のしびれも消えていた。

 

「やっぱり手がしびれる原因は首の筋肉が原因だったんだ」

 

症状がほぼ消えた時、そう確信した。

斜角筋症候群の治療法

病院での治療法は、鎮痛剤と筋弛緩薬、ロキソニンの湿布が

処方されます。首が痛くて全く回らない場合は

即効性のあるブロック注射を打って痛みを軽減させます。

骨には異常がないので、通院の必要がなければ

安静にして様子をみることになります。

 

接骨院での治療はアイシングと超音波、

テーピンで固定することになります。

首の関節が動くようになれば、筋肉を

ゆるめるマッサージや頸椎の矯正をして

首の歪みを治します。

骨の歪みが原因である椎間孔狭窄症

交通事故にあったけど、首を無理に動かさなければ

痛みがなかったので大丈夫だと思っていた。

 

でも、数日後、ふと首を首を後ろに倒すとズキッと

今までに感じたことのない痛みが走った。

 

「何だろう?この痛みは!」

 

と不安になったので、念のため病院で

診てもらうことにした。

 

「レントゲンでは骨には異常はないので様子をみましょう」

 

という先生の言葉を聞いて安心した。

もしかしたら骨が折れているかもと思ったからね。

 

それから、趣味や運動を控えて、できるだけ首を

動かさないで生活していた。

 

少しずつ良くなるかと思ったけど、どうしても

首を後ろや斜め後ろに倒すと痛みが走る。

先生は問題ないって言っていたけど

 

「う~ん、一体この痛みの原因は何だろう?」

 

一週間経っても痛みが消えないので、思い切って

病院ではなく接骨院で診てもらうことにした。

 

最初に首を前後左右に倒したり、回したりして

痛みがあるかどうかの検査を受けた。

 

やはり首を左右に倒したり、後ろに倒すと

痛みが出る。

 

「先生、やっぱり首を動かすと痛いです」

 

とはっきり伝えた。

 

「では、首を前に倒すと痛みは出ますか?」

 

首を恐る恐る前に倒してみる。

 

「いえ、痛みは出ません」

 

「そうですか。だとすると椎間孔狭窄症という

疾患の可能性があります」

 

つ、椎間孔狭窄症!?これってどんな病気なんだろう?

分からなかったので先生に聞いてみようとすると

 

「椎間狭窄症は何らかの原因で、骨と骨の隙間が狭くなって

その隙間から出ている神経を圧迫して症状がでるものです」

 

そうなんだ!ということは交通事故の衝撃が原因しているのかな?

と考えている姿を見て先生が

 

「交通事故の衝撃が直接、原因しているかどうかは分かりません。

ですが、その可能性はあります。」

 

そ、そうなんだ。だとしたら、

 

「病院の先生からもレントゲンを見て

『骨と骨の間が狭いね』と言われました。このことですかね」

 

病院の先生に言われたことを思い出したので

早速聞いてみた。

 

「たぶん、そうだと思います。よくあるのは、もともと隙間が

狭くて、交通事故などの外からの外力によってさらに狭くなって

神経を圧迫してしまうことが多いんです」

 

やっぱり!狭くなっていることが原因なんだ。

 

「で、この椎間狭窄症というのは治るのですか?」

 

原因が分かっても、治療で良くなるのか心配だったので

思い切って質問してみた。

 

「原因が骨の変形でなければ、施術で隙間を広げることができます。

隙間が広がれば神経が圧迫されなくなるのできっと治りますよ」

 

「本当ですか!治るんですね!」

 

ちょっと希望が見えてきた。もしかしたら

この痛みが永遠に続くと思ったから。

椎間孔狭窄症の治療法

病院での治療は首の引っ張る牽引がメインとなります。

骨と骨の隙間がないので、軽症であれば直ぐに良くなりますが

重症であれば長期間、通院することになります。

仕事や日常生活で支障をきたす場合には鎮痛剤が処方されます。

 

接骨院での治療は、ストレッチが主となります。首を

痛みない方向へ伸ばしてあげると症状が緩和するので

これを繰り返します。何回か治療を受けると隙間が広がって

くるので良くなっていることを実感できるようになります。

ヘルニアが原因

交通事故後、直ぐに整形外科で診察を受けた。

理由は首の痛みだけでなく、背中や手がしびれてきたから。

 

こんなことは生まれて初めての感覚。

不安がよぎる。

 

病院に行くと、看護士さんから問診を受け

今の状況をできるだけ詳しく教えてもらうように

 

言われた。

 

「事故から数日たって最初は背中と背骨の間が痛いだけだったんです。

それが、痛みからズキズキというか、ビリビリというか、とにかくしびれに変わってきて、

最近は腕から手にかけてもしびれが出てきて・・・」

 

と今の状態を詳しく説明した。

 

「それは大変でしたね。で、その症状で今

困っていることはありますか?」

 

と優しい口調で看護士さんが話してきた。

 

「え~っと、車のハンドルをしっかり握れないとか

仕事で物をもつときに落としてしまうとか、手や指先の

感覚がなかったり、冷たかったり、熱かったりとか、、、」

 

上手く自分の症状を伝えることができなかったけど

きっと分かってくれると思った。

 

「分かりました。では、直ぐに検査をしてから先生に

診てもらいましょうね。ちょっとお待ちください」

 

それから数分後、レントゲン写真とMRIを撮って

診察室で先生に診てもらうことになった。

 

「今、背中や手がしびれるということですが

ここですか?」

 

と先生は手と背中を触ってきた」

 

「あ、そこです」

 

「ここはどうですか?」

 

「そこもです」

 

「しびれはく首から背中、もしくは首から

指先にかけてですか?それとも首だけ、もしくは

背中だけですか?」

 

「首から背中、腕や手にかけてしびれが続いている感じです」

 

そう伝えると、レントゲンやMRIを見ながら先生がこのしびれの

原因を教えてくれた。

 

先生曰はく、首と首の骨の間にある軟骨が何かの原因で

飛び出して神経を圧迫する頚椎ヘルニアとの診断だった。

ラッキーだったのが軽症だったので、直ぐに処置をすれば

良くなるとのことだった。

ヘルニアの治療法

症状が軽度であれば、病院での治療は痛み止めの薬と湿布薬が

処方され、首のコルセットで固定して安静にすることが主となります。

症状が改善されない、もしくは重度になるとブロック注射や首を

牽引するリハビリを続けて通院することになります。

 

接骨院での治療は電気とマッサージがメインになります。

整形外科とは違い、対処療法なので重症ですと

長期間通院することになる場合があります。

まとめ

交通事故の後遺症で手足がしびれる場合はまず

脳や頸髄が損傷していないか直ぐに確認することが

とても重要です。

 

手足がしびれていなくても、交通事故で頭や首を

強打している場合、もしくはひどいむちうち症は

必ず病院で脳のCTや脊髄のMRIを撮ってください。

個人病院で診てもらうと精密な検査ができないこともあるので

注意して下さい。

 

お勧めは総合病院で診てもらうことです。

脳や脊髄損傷だけでなく、もしかしたら他の

臓器も損傷している可能性があるからです。

 

総合病院で精密検査を行い、脳や脊髄、内臓に

異常が見つからなけれれば整形外科や接骨院で

診てもらうことをお勧めします。

症状について詳しくはこちら

手のしびれ