信号待ちをしていたら、突然後方から追突されて

全身を強打した。

最初は痛みが全くなかったのだが

時間が経つにつれて手にしびれが出るようになった。

日常生活や仕事に支障をきたすようになってきたので

「これはまずい！病院で見てもらわないと」

と思い近くの整形外科に飛び込んだ。

直ぐにレントゲンを撮って先生に見てもらったら

「骨には異常がないから大丈夫です」

と言われ、通って先生の施術を受けたが、

手のしびれが消えることはなかった。

今回は交通事後による手のしびれの原因について

解説していきたいと思います。

病院では骨には異常がないと言われたのに

手のしびれが残るのはなぜでしょう？

多くの原因が考えらえますが、単なる打撲で骨折がなければ

日が経つにつれて痛みが引き、改善していきます。

しかし、筋肉の過緊張、首の骨の歪み、首のヘルニア

あるとしびれが消えず続きます。

首の筋肉の緊張でしびれが出ている場合は

首を回すと首から肩、腕にかけてしびれが出ます。

骨の歪みでしびれが出ている場合は

首を後ろへ倒すと首に手にかけてしびれが出ます。

頚椎ヘルニアの場合は首を前に倒すと

首から腕の外側、腕や指先にしびれが出ます。

事故直後はしびれが全身に出るので

何が根本的な原因なのか分からない場合が多いです。

時間が経つにつれて、しびれの場所がはっきり

してくるので、そこで身体チェックをして判断するしか

ないです。

万が一、脳や脊髄が損傷しているとまずいので

疑いがある場合は直ぐにCTやMRIを撮ってもらいましょう。

脳や脊髄損傷は早く施術しないと後遺症が残ってしまい

ますので注意が必要です。

交通事故で手がしびれて病院で見てもらったら

「骨には異常がないから大丈夫です」

「でも、先生、手にしびれがあるのですが、、、」

「首や腕を強打しているから、打撲が原因でしょう。

痛み止めの薬と湿布を出しておきますから、これで

様子を見て下さい。もしも、痛くなったらまた来てください」

とレントゲンで異常がなければ直ぐに帰されて

しまうことがあります。

骨には異常がなくても、現に腕や手にしびれが

あるということは、どこかに原因があります。

その中で特に多いのが頚椎ヘルニアです。

事故直後、病院や接骨院、整体などどこへ行っても

改善しない場合は頚椎ヘルニアを疑った方がいいでしょう。

頚椎ヘルニアの特徴は腕から手にかけてしびれや感覚が

麻痺するだけでなく、肩甲骨と背骨の間に痛みやしびれが

出ます。

背中だけ痛い、しびれるだけだと、病院や接骨院では

電気とマッサージして終わりというパターンが多いですが、

通っても痛みやしびれが続く場合は頚椎ヘルニアを疑った方が

いいでしょう。

痛みやしびれがなくても、だるい、重たいなどの症状も

含まれます。施術もマッサージでは改善しないので

首のヘルニアが改善する特殊な施術が必要です。

もしも、腕や手に痛みがしびれが続くようであれば

直ぐに病院でMRIを撮ってください。頚椎ヘルニアか

どうかはっきり分かります。

交通事故後、病院でのリハビリや接骨院へ毎日通っても

手のしびれが改善しないことはよくあります。

改善しないということは根本的な原因が見つかっていない

ことになります。

痛みやしびれの原因を見つけるために、身体チェックを

するのですが、レントゲンで判断するとか、痛い場所だけを

触って確認するだけでは、根本的な原因を見落とすことになります。

痛みの場所と痛みの原因が一致することは

打撲やなどの外傷でなければ、ほとんどありません。

ですので、施術よりもまず痛みやしびれの原因を

見つけることが最優先です。

原因がさえ分かれば、その原因に対する施術を

行えば早く改善します。

施術院選びで注意しないといけないのは、

痛いから痛い場所だけを施術する、しびれるから

しびれる場所だけを施術するだけでは、施術期間が

長くなり根本的に改善しないことがあります。

痛みやしびれがどこからきているのかしっかり身体チェックをして

説明してくれる病院や接骨院で見てもらうことをお勧めします。

・接骨院での交通事故治療の流れ

・春日井警察署管内の交通事故発生状況

・交通事故にあったら

・愛知県春日井警察署

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